LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
そんな雨の季節。
珍しく晴れていた日の午後。
ナツキの部屋のチャイムが鳴った。
ナツキがリビング端のモニターで、その来訪者の相手をしていて、
その人物をこの部屋へと招き入れた事が分かった。
ナツキが玄関へと行き、その人物をリビングへと連れて来た。
「広子?
なんで此処に?」
その来訪者である須田は、リビングのソファーに座る私を見て、
驚いていた。
「私、今はナツキと付き合っているから」
「そうなんだ」
私の言葉に、須田は特に疑問を感じる事はなく頷いていた。
篤と仲が良かったこの人は、
篤から私と付き合っていた事を聞いているのだろうか?
そして、別れた事とかも。
気になるけど、ナツキの前でそれを須田に訊けない。
珍しく晴れていた日の午後。
ナツキの部屋のチャイムが鳴った。
ナツキがリビング端のモニターで、その来訪者の相手をしていて、
その人物をこの部屋へと招き入れた事が分かった。
ナツキが玄関へと行き、その人物をリビングへと連れて来た。
「広子?
なんで此処に?」
その来訪者である須田は、リビングのソファーに座る私を見て、
驚いていた。
「私、今はナツキと付き合っているから」
「そうなんだ」
私の言葉に、須田は特に疑問を感じる事はなく頷いていた。
篤と仲が良かったこの人は、
篤から私と付き合っていた事を聞いているのだろうか?
そして、別れた事とかも。
気になるけど、ナツキの前でそれを須田に訊けない。