LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
引っ越しは、数時間で終わった。
篤の後輩達は、引っ越しが終われば、その二台の軽トラでさっさと帰って行った。
引っ越し中、篤とその後輩との会話が聞こえて来て、ちょっと気になった。
「斗希さんのあの黒のデカイ車あったら、
軽トラ二台も借りなくて良かったっすよねぇ」
「あー、俺年末飲んだ時アイツに車借りたんだが、アイツの車でタバコ吸ったから、それでキレてて。
だから、今日も車出さねぇって」
あの初日の出の時、篤があの大きい車を借りたのは、
斗希さんなんだ…。
‘ーーいや。
女引っかけてひとけのない山とかドライブして、そのまま車ん中でヤる為に広い車買ったって言ってたなーー’
「斗希さんが将来弁護士って、ある意味怖いっすよねぇ。
中学の時も篤さんと違って、裏で色々とバレないようにやってましたもんね。
家も金持ちだから、親が金使って色々もみ消してるみたいだし」
「まぁ、いい奴なんだけどな」
その会話を私は聞いていない振りをしたけど。
斗希さんと篤はやはりとても気が合うのだろうな。
篤の後輩達は、引っ越しが終われば、その二台の軽トラでさっさと帰って行った。
引っ越し中、篤とその後輩との会話が聞こえて来て、ちょっと気になった。
「斗希さんのあの黒のデカイ車あったら、
軽トラ二台も借りなくて良かったっすよねぇ」
「あー、俺年末飲んだ時アイツに車借りたんだが、アイツの車でタバコ吸ったから、それでキレてて。
だから、今日も車出さねぇって」
あの初日の出の時、篤があの大きい車を借りたのは、
斗希さんなんだ…。
‘ーーいや。
女引っかけてひとけのない山とかドライブして、そのまま車ん中でヤる為に広い車買ったって言ってたなーー’
「斗希さんが将来弁護士って、ある意味怖いっすよねぇ。
中学の時も篤さんと違って、裏で色々とバレないようにやってましたもんね。
家も金持ちだから、親が金使って色々もみ消してるみたいだし」
「まぁ、いい奴なんだけどな」
その会話を私は聞いていない振りをしたけど。
斗希さんと篤はやはりとても気が合うのだろうな。