LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
◇
「けっこう待った?」
須田はそう言って、私の目の前に座った。
「ううん。大丈夫。
急にごめんね」
私は、須田をとある喫茶店へと呼び出していた。
それは、あのパチンコ屋からすぐ近く。
須田は、近くに居たウェイトレスに、
コーヒーを注文する。
「で、俺に篤の何が訊きたいの?」
須田はそう私に訊くけど、
その表情を見る感じ、多分私の訊きたい事を分かっている。
その見透かした感じ。
ナツキに、ソックリ。
私はあの後、すぐに須田に電話を掛けた。
篤の事で訊きたい事があるから、今から会えないか、と。
そして、その電話の一時間後の今、
こうやって須田と対面している。
「篤が成瀬さんを騙した理由、
須田なら何か知っているんじゃない?」
早速、本題を切り出した。
ナツキの目を盗んでこそこそとしているので、
あまり時間もないから。
「けっこう待った?」
須田はそう言って、私の目の前に座った。
「ううん。大丈夫。
急にごめんね」
私は、須田をとある喫茶店へと呼び出していた。
それは、あのパチンコ屋からすぐ近く。
須田は、近くに居たウェイトレスに、
コーヒーを注文する。
「で、俺に篤の何が訊きたいの?」
須田はそう私に訊くけど、
その表情を見る感じ、多分私の訊きたい事を分かっている。
その見透かした感じ。
ナツキに、ソックリ。
私はあの後、すぐに須田に電話を掛けた。
篤の事で訊きたい事があるから、今から会えないか、と。
そして、その電話の一時間後の今、
こうやって須田と対面している。
「篤が成瀬さんを騙した理由、
須田なら何か知っているんじゃない?」
早速、本題を切り出した。
ナツキの目を盗んでこそこそとしているので、
あまり時間もないから。