完璧な彼と思ったら
次の日
「ほら、起きないと遅刻しちゃうよ」
重たいまぶたを開けると完璧王子がそこに
「うわ、なんでいるの?」
「一緒に学校行こうと思ってね」
お母さんなんで入れちゃったのよ
う〜恥ずかしい寝顔見られちゃった
「早く着替えないとね手伝ってあげるよバンザイして」
バンザーイって何つられてんのよ私
「何してるの、1人で着替えられるから外にいて」
「残念だな。まぁそのうち僕のものにできるし我慢しとくよ」
何を考えてるの?
ゾワッとしながら制服を着替えた
リビングに行くと楽しそうに二人で話していた
「お母さん、何で家に入れたの?」
「何言ってるのよ、だってあなたの彼氏なんでしょ?」
「そ、そうだけど」
「早く食べちゃいなさい、遅刻したら大変よ」
「早く食べて一緒に行こうね」
「あら、羨ましいわ私にもそんな時期があったのよね~思い出すわ」