Ice Boy*モテ姫との恋*
「俺さぁ…」
窓の外の透き通った青空を見ながら、琉威は口を開いた。
「いとこだから昂平といるんじゃないよ?」
…は?
いとこだからじゃない…?
「嘘はいい。」
嘘なんか…いらない。
「嘘じゃないよ。俺、明るい昂平もクールな昂平も友達として好きだもん。」
友達として…
いとことしてじゃなくか?
「だから、俺は昂平と離れる気はない。わかったか!」
そう言う琉威は2倍近く大きく見えた。
だから…
「あ…はい。」
俺は思わず小さくなった。
「あ~あ。でもショックだったな~。そんな風に思われてたなんてさ。」
「…ごめん。」
そうだよな…
俺、何考えてたんだろう。
琉威のためとか言いながら、結局傷つけてるし…。
でもうれしかった。
琉威の気持ちが。
窓の外の透き通った青空を見ながら、琉威は口を開いた。
「いとこだから昂平といるんじゃないよ?」
…は?
いとこだからじゃない…?
「嘘はいい。」
嘘なんか…いらない。
「嘘じゃないよ。俺、明るい昂平もクールな昂平も友達として好きだもん。」
友達として…
いとことしてじゃなくか?
「だから、俺は昂平と離れる気はない。わかったか!」
そう言う琉威は2倍近く大きく見えた。
だから…
「あ…はい。」
俺は思わず小さくなった。
「あ~あ。でもショックだったな~。そんな風に思われてたなんてさ。」
「…ごめん。」
そうだよな…
俺、何考えてたんだろう。
琉威のためとか言いながら、結局傷つけてるし…。
でもうれしかった。
琉威の気持ちが。