『光と闇の伝説〈巻の弍 ローザン編〉』
次の日、いつも無口な父さんがリヒトに昨日の夜の事を話した。
するとリヒトは俯いた。
自分を責めているんだろう。
ローザンにはそう見えた。
「ローザンも、一緒に行ってくれる。心配するな。リヒトの所為なんかじゃないぞ。」
母さんも 「リヒトごめんなさい。もう、ウチには…でも、これだけはわかって。私達はなにがあっても家族だから。パパもママもあなたの事愛してるから。」