意地悪な部長と私

居心地のいい場所

部長と一緒に暮らすことになってから一週間。

時間はあっという間で、部長と2人で暮らすのも慣れてきた。


相変わらず寝るとこは同じベッドで、必ず抱き枕になってるけど。


「相原、これから買い物行くぞ」

「へ?」


買い物ですか?

私と部長が?


「気づいてないとでも思ったか?」

「え?」


一体、何を気づいたと?

言ってる意味がさっぱりわからない。


「着替え」

着替え…あ!

そうだ!足りないんだったー!!


「あ、忘れてました」

「バカ!」


バカって!

まぁ、確かにバカかもしれないけど…

そんなにバカバカ言わなくたっていいじゃん!


「どうせバカですよ!」

「早く支度しろ」

「は、はい」


迫力がすごいのは慣れた。

だけど、いつも迫力負けしてしまう。
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