意地悪な部長と私
ボーッとしてた私の頭の上から
「拾ってくれてありがとう」
と、成山さんは告げてどこかへ行ってしまった。
どうして成山さんがあのブレスレットを…
世界で一つしかないはずのブレスレット…
そういえば、空き巣に入られたとき保管場所を見るの忘れてた。
思い出したくない物だったから…
色々考えていると
「おい、相原」
と、部長の声が聞こえる。
私は助けを求めるように部長を見る。
だって、どうしたらいいのかどうしてなのかわからなかったから。
部長なら助けてくれるって、心のどこかで思っていたから。
この頃からきっと、私は部長のことを好きだったんだろう。
気づいてたはずなのに、気づかないフリをしてた。
でも、気づかないフリができなくなっていた。
「拾ってくれてありがとう」
と、成山さんは告げてどこかへ行ってしまった。
どうして成山さんがあのブレスレットを…
世界で一つしかないはずのブレスレット…
そういえば、空き巣に入られたとき保管場所を見るの忘れてた。
思い出したくない物だったから…
色々考えていると
「おい、相原」
と、部長の声が聞こえる。
私は助けを求めるように部長を見る。
だって、どうしたらいいのかどうしてなのかわからなかったから。
部長なら助けてくれるって、心のどこかで思っていたから。
この頃からきっと、私は部長のことを好きだったんだろう。
気づいてたはずなのに、気づかないフリをしてた。
でも、気づかないフリができなくなっていた。