意地悪な部長と私
「相原ちゃん?」

「え?あ…」

「どうかした?大丈夫?」

「すみません、ちょっとボーッとしていて…大丈夫です!」


考え込みすぎて、真田さんが心配してくれていた。

いけないいけない、仕事しないと。


仕事に取り掛かろうとしたところで、新しい部長…平井部長に呼び出された。

「相原さん、少しいいですか?」

「え?あ、はい」


初日早々なんだろう?

そう思いながら平井部長について行く。


連れてこられた場所は資料室。

ここって、部長に空き巣のことで話したところ。

懐かしいな〜!

じゃなくて!

一体なんだろう?


「急にこんなところでごめんね」

「いえ」


しかしこの顔、どこかで見たことある顔のような気がするんだけど…
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