幸せとはこの事か

ギボウシ

学校の登校中
蒼星「おきなちゃーん!!」
学校の近くになったところで蒼星に声をかけられる。
おきな「おはよう蒼星。お父さんお出迎えできた?」
蒼星「できたよ!」
おきな「それは良かったや」
話しながら歩幅を合わせる。
姐百音「おきな、宵崎。おはよう」
後ろから姐百音がひとりでってくる。
蒼星「おはよー!あ、姐さん今日の宿題できた??」
姐百音「おう」
おきな「ん?今日紅幸くんは?」
姐百音「いや、朝から既読つかなくて」
蒼星「えー!たしかに私のにもついてない。おきなちゃんは?」
おきな「まず連絡とらないからな」
心当たりがあるとすれば昨日の夜から充電してなくて切れたな気がする。
そんなことを思ってるが口には出せない。
蒼星「んー?充電きれちゃったのかな?」
おきな「かな?」
姐百音「まぁ、寝坊はないだろうから進んでおこう」
立ち止まっていたが再び歩き出す。
3人で他愛のない会話をしていると遅れて紅幸くんがくる。
紅幸「おっすおっす!」
蒼星「もー!どこ連絡つかないから焦っちゃったよ!」
そうやって言って抱きついている。
紅幸「ごめんなぁ。きのう寝落ちたみたいで携帯の充電忘れてたんだよ」
姐百音「お前らしいな…って…?」
紅幸「ん?どうしたんだ」
姐百音は紅幸くんの近くまで行って直ぐに私の所へ来る。
姐百音「紅幸、シャンプー変えたのか?」
紅幸「へ?」
私は声には出さないもののやらかしてしまった。
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