スパークリングJ.A.M

三年の呼び出し3

期待通りの事実はない。

なぜなら数時間記憶がないのだ。





気がつくと、真っ暗闇の部室に血の味と共に
意識を取り戻した。

さんざんや。
明日からどないしてこの学校で過ごす?

ましてや、何時なのかもわからない。


恐る恐る部室を出た私に知らない土地の夜が襲った。
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