白猫王子と俺様黒猫~猫神の嫁なんてお断りですっ!~
「そう? 俺はいつでもいけるけどなー。枝乃ママのご飯おいしくて、三杯もお代わりしたよ」
「あらー! 白亜くんありがとうー!」
きゃぴっとした声でお母さんが言う。
もうお母さんが巫女だったら良かったんじゃないの……?
でも巫女は未婚の女性しかなれないから、無理か……残念。
「いいの、私は自分のペースで食べるんだから」
「ふーん? やっぱり疲れた顔してんね。俺があーんしてあげようか?」
「はっ……!?」
予想外過ぎることを言われて、私は箸を動かす手を止めてしまう。
白亜は満面の笑みを浮かべて、ご飯を挟んだ箸を向けてきた。
「な、何やってんの!?」
「そうすれば元気出るかなって。嫁になる子を気遣うのは当たり前でしょ?」
「は、はあああ!?」
思わず私は大きな声を上げてしまった。
な、何を言ってんの!?
「だから私はまだ嫁になるなんて言ってないから!」
「うん、結婚には愛がないといけないんでしょ? だからこういうことしてれば俺のこと好きになってくれるかなって。どう、少しは好きになった?」
「な、な、な、な! ならないっ!」
「あらー! 白亜くんありがとうー!」
きゃぴっとした声でお母さんが言う。
もうお母さんが巫女だったら良かったんじゃないの……?
でも巫女は未婚の女性しかなれないから、無理か……残念。
「いいの、私は自分のペースで食べるんだから」
「ふーん? やっぱり疲れた顔してんね。俺があーんしてあげようか?」
「はっ……!?」
予想外過ぎることを言われて、私は箸を動かす手を止めてしまう。
白亜は満面の笑みを浮かべて、ご飯を挟んだ箸を向けてきた。
「な、何やってんの!?」
「そうすれば元気出るかなって。嫁になる子を気遣うのは当たり前でしょ?」
「は、はあああ!?」
思わず私は大きな声を上げてしまった。
な、何を言ってんの!?
「だから私はまだ嫁になるなんて言ってないから!」
「うん、結婚には愛がないといけないんでしょ? だからこういうことしてれば俺のこと好きになってくれるかなって。どう、少しは好きになった?」
「な、な、な、な! ならないっ!」