LOVEDOUBT ホスト×女子高生
「死ねるくらいに、好きだった」
そう言葉にするナツキの横顔を見ていて、
本当にその子の事が好きで好きでたまらなかったんだって伝わって来る
「けど、もう吹っ切れてるけど。
別れて何年も経つし、その子もう結婚して子供も居るし、今幸せそうだから。
だから、好きだった気持ちももう思い出になったかな」
そう言うナツキの顔は清々していて、
本当にその子にもう未練はないのだろうけど
ただ、ナツキが恋愛に後ろ向きなのは、過去の恋愛が原因のような気がする
多分、その子との事も
‘ホント、愛とか恋とかってくだらないから。
嘘や疑わしい事ばっかりで’
前に、そう言っていたナツキ
「その子とは、どんな恋愛だったの?」
ナツキの過去の傷をえぐりたいわけじゃないけど、
訊かずにはいられない