LOVEDOUBT ホスト×女子高生
松永先生は、ビデオカメラのサイドの小さな液晶の画面を私に向けると、
それを再生し始めた
その小さな画面の中から、私の声が聞こえて来る
それは、話し声ではなくて
思わず、耳を塞いでしまう
その画面に映る自分の姿を見て、思わず目を背けてしまう
『・・あ、・・・。
きもちいい・・』
自分のそんな声や姿を見て、吐きそうなくらいに気持ち悪い
松永先生が怖くて、この人に犯されている時は演技して気持ちいいフリをしている
画面は暗くてハッキリとは見えないが、
分かる人が見たらこれが私だと分かる
松永先生の顔は、角度的に映っていない
「撮ってた方がいいかな?って。
いつまでも、母親のネタだけで安達が言う事聞くとは思って無かったから。
実際、こうやって役にたったな」
「これをどうするんですか?」
怯えた声でそう尋ねた私に満足なのか、松永先生は声を出して笑う
「もし今度俺の言う事聞かなかったら、ネットか何かでバラまいてやろうって。
安心しろ。今日、俺に逆らった事は忘れてやるから」
松永先生は、何も言えず戦意を無くした私に、ゆっくりとその顔を近付けて来る
松永先生の唇が、私の唇に重なる