LOVEDOUBT ホスト×女子高生


「未央から助けて欲しい、って言われる迄我慢するつもりだったけど、
俺、気長に待つの無理みたい」


そう言って、ナツキ私にスマホを返して来る


私は、恐怖なのかなんなのか分からないが、震える手でそれを受け取った



ナツキは、私を松永先生から助けてくれるのだろうか?


どうやって?


だって、あんな映像迄撮られて・・・


もしかしたら、ナツキ迄松永先生に何かされるかもしれない


なら、もうこれ以上ナツキを巻き込んだらダメだ



「ナツキ、ダメだよ・・・」



「やっぱり、待たなくて今日来て良かった。

未央、もう限界って顔してるから」



「ナツキ、もう私の事に関わらない方がいいよ。
あの人、裏では本当に悪い人で。
ナツキにも何するか分からないから・・・。

だから、もう私にーーー」
 

そう言い終わる前に、ナツキに引き寄せられて抱き締められていた


顔がナツキの胸元に沈んで、言葉が止まる

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