LOVEDOUBT ホスト×女子高生




あの後、ナツキのベンツで家に行き、夕方まで眠った



ナツキは観たいテレビがあるからと、帰って来るとリビングのソファーに寝転び、
私だけが寝室のベッドで眠った


睡眠不足から眠れたのは眠れたが色々と思う事があり、その眠りは浅かった




やはり避けられてるのかな・・・


私があんな事を言ったから・・・



‘だって、私はナツキが好きなの!’



絶対にナツキに好きと伝えないでおこう、って思っていたのに


きっと、今のように困って避けられるような気がしていたから



リビングに行くと、ナツキは言っていたように、テレビを観ながらソファーに寝転んだまま


観たかった、と言うわりには、退屈そうにテレビに映るバラエティーを眺めているように見える


私がリビングに来ると、チラリとこちらを一瞥するが、また視線はテレビに




私がナツキを好きなのはそう言う好きじゃないんだ、って言おう!


男としてではなく、人として、とか



なら、今みたいに避けられたりしないはず


< 151 / 266 >

この作品をシェア

pagetop