LOVEDOUBT ホスト×女子高生



「べつに、何も言おうとしてないよ」


どうしようもなくナツキが好きなのだと、そうやって見つめられると思ってしまう


だから、そう言う好きじゃないとごまかしても、今はそれが嘘で余計に好きなのだとバレバレだろう



「そう?」


「うん・・・」



それに、ナツキが寝室に来なくて避けられてると思ったが、
今はナツキはいつも通りで私に優しい顔を向けてくれている


だから、とりあえずは余計な事は言わない方がいいのかもしれない


そして、もう二度とナツキに好きだと伝えない


< 153 / 266 >

この作品をシェア

pagetop