LOVEDOUBT ホスト×女子高生
「未央からの話聞いてた時、少し違和感あって。
弱っていたのだとしても、
夜、そんな一人暮らしの男の部屋にのこのこ一人で行くかなって。
いくら、担任の教師だとしても。
だから、あの先生の顔見た時、ああー、なるほど、って思ってしまって」


「それは…」



考えなかったけど、そうなのかもしれない。


もし、担任があの生理的に無理な現国のあの男性教師だったら…。


「だから、未央はあの夜俺の部屋にも来たんでしょ?」



そう言われ、否定が出来なかった。



私は、ナツキに興味が有ったから、
あの夜、あのマンションの部屋迄ナツキに付いて行った。


「けど、松永先生の事もそうだけど、
ナツキの事も信用してたから」



松永先生は担任の教師だし、
本性を知る迄は、とても生徒思いの良い先生だと思っていた。


ナツキは、私みたいな子供に手なんか出さないだろうって。



「実際、どちらもその信用裏切られてるじゃん」


そうなのかもしれないけど…。


けど、ナツキに関しては、
私からキスしたし。


それに、ナツキとは最後迄手を出されてないし。

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