LOVEDOUBT ホスト×女子高生
「ナツキは?
あの夜、のこのこと自分に付いて来る私にイラついた?
初め、私はただナツキの容姿に惹かれてただけだと思うから」
そうなのだと、思う。
あの時、ナツキに付いて行った時の私は、そのナツキの容姿に浮わついていた。
それだけじゃなかったけど、
大半はそうだったと思う。
「別に。
俺はもうそういう感覚が麻痺してるから。
ホストになる前なら、あったけど」
松永先生以上に、ナツキにはそうやって女性が群がって来るのだろう。
ホストなんかやってたら、余計に。
「本当に、あの瞬間迄、未央の事は特別じゃなかったんだけど」
再び、あの夜のその時の事を思い出した。
「私だって…。
その時迄、ナツキが特別じゃなかった」
ナツキを抱きしめた瞬間、
私もこの人に堕ちてしまった。
きっと、あの瞬間から、私はナツキを特別に思い、好きになったと思う。
「もし、私が付き合って欲しいって言ったら、
ナツキは私と付き合ってくれる?」
その私の声は震えていて、
そう訊く私はとても緊張していて、恐怖を感じている。
ナツキの返事を聞く事が、怖くて。
あの夜、のこのこと自分に付いて来る私にイラついた?
初め、私はただナツキの容姿に惹かれてただけだと思うから」
そうなのだと、思う。
あの時、ナツキに付いて行った時の私は、そのナツキの容姿に浮わついていた。
それだけじゃなかったけど、
大半はそうだったと思う。
「別に。
俺はもうそういう感覚が麻痺してるから。
ホストになる前なら、あったけど」
松永先生以上に、ナツキにはそうやって女性が群がって来るのだろう。
ホストなんかやってたら、余計に。
「本当に、あの瞬間迄、未央の事は特別じゃなかったんだけど」
再び、あの夜のその時の事を思い出した。
「私だって…。
その時迄、ナツキが特別じゃなかった」
ナツキを抱きしめた瞬間、
私もこの人に堕ちてしまった。
きっと、あの瞬間から、私はナツキを特別に思い、好きになったと思う。
「もし、私が付き合って欲しいって言ったら、
ナツキは私と付き合ってくれる?」
その私の声は震えていて、
そう訊く私はとても緊張していて、恐怖を感じている。
ナツキの返事を聞く事が、怖くて。