LOVEDOUBT ホスト×女子高生
「ホスト」
私がそう言った瞬間、私を取り囲んでいた全員が、引くのが分かった。
引いてはないのかもしれないけど、
言葉を無くしたって感じで。
「S駅近くで歩いている時に、
彼から声を掛けられて。
それで、なんか仲良くなって…昨日付き合う事に…かな?
昼間しか会った事無かったから、昨日迄ホストだと知らなかったんだけど」
そんな感じで、ナツキに話せばいいとアドバイスされていたけど、
本当に、いいのだろうか?
「そうなんだ…」
誰かが、そう言って、
本当にカッコいい人だったよね、って口々に言って、
みんな散り散りに離れて行った。
多分だけど、もう私にナツキの事を訊いて来る人は居ないと思った。
その話題に、触れてはいけない、的な。
ナツキが言っていた。
「そう言えば、未央も質問責めから解放されると思う」
本当に、その通りになった。
私がそう言った瞬間、私を取り囲んでいた全員が、引くのが分かった。
引いてはないのかもしれないけど、
言葉を無くしたって感じで。
「S駅近くで歩いている時に、
彼から声を掛けられて。
それで、なんか仲良くなって…昨日付き合う事に…かな?
昼間しか会った事無かったから、昨日迄ホストだと知らなかったんだけど」
そんな感じで、ナツキに話せばいいとアドバイスされていたけど、
本当に、いいのだろうか?
「そうなんだ…」
誰かが、そう言って、
本当にカッコいい人だったよね、って口々に言って、
みんな散り散りに離れて行った。
多分だけど、もう私にナツキの事を訊いて来る人は居ないと思った。
その話題に、触れてはいけない、的な。
ナツキが言っていた。
「そう言えば、未央も質問責めから解放されると思う」
本当に、その通りになった。