LOVEDOUBT ホスト×女子高生
11、ナツキの友達
次にナツキに会ったのは、ナツキの休みの日。
一週間振り。
その間、LINEで連絡は取り合っている。
昼夜逆転しているナツキと学生の私は生活のリズムが違うから、
電話で話したりは出来ないでいるけど。
「ナツキ!」
学校が終わり。
待ち合わせのM駅の大きな本屋の前に居るナツキを見て、
その名を呼び駆け寄る。
自分でも分かるくらい、全身からその喜びが溢れていると思う。
「未央」
そうはにかんで笑うナツキの顔を見て、
私の方がさらに笑顔になってしまう。
「制服じゃないんだ?」
「そう」
事前に今日はナツキとデートと分かっていたので、
私服を持って来ていた。
制服はその私服を入れていたエコバッグに入れて、持っている。
「けど、リュックなんだ?」
私の通学用に使っているリュックを見て、
ナツキは少し苦笑している。
確かに、少し大人っぽい格好して来たけど、
このリュックのせいで子供っぽくなるもんね。
「行こっか」
ナツキは自然と私のその制服の入ったエコバッグを手にして、
空いた私の手を握る。
そのスマートな感じ、
やっぱりホストなんだな、と思ってしまった。
一週間振り。
その間、LINEで連絡は取り合っている。
昼夜逆転しているナツキと学生の私は生活のリズムが違うから、
電話で話したりは出来ないでいるけど。
「ナツキ!」
学校が終わり。
待ち合わせのM駅の大きな本屋の前に居るナツキを見て、
その名を呼び駆け寄る。
自分でも分かるくらい、全身からその喜びが溢れていると思う。
「未央」
そうはにかんで笑うナツキの顔を見て、
私の方がさらに笑顔になってしまう。
「制服じゃないんだ?」
「そう」
事前に今日はナツキとデートと分かっていたので、
私服を持って来ていた。
制服はその私服を入れていたエコバッグに入れて、持っている。
「けど、リュックなんだ?」
私の通学用に使っているリュックを見て、
ナツキは少し苦笑している。
確かに、少し大人っぽい格好して来たけど、
このリュックのせいで子供っぽくなるもんね。
「行こっか」
ナツキは自然と私のその制服の入ったエコバッグを手にして、
空いた私の手を握る。
そのスマートな感じ、
やっぱりホストなんだな、と思ってしまった。