LOVEDOUBT ホスト×女子高生
「未央、本当に可愛い。
こんな事くらいでそんなに濡れて」



そうからかわれるけど。


「ナツキだって…」


そう言い返し、口を閉ざした私に。



「俺だって、何?」



って、さらに意地悪気に笑っている。



「…ナツキだって…」


「分かるんだ?」


私の背中に回していた両手を、すっと下ろして、
私の腰をその両手で掴み。


腰を動かして、それを押し当てて来る。



服の上からだけど、そんな風に押し付け動かされて、
自分の意志とは関係なく声が出てしまう。



その段々と登り詰めて行くような感覚…。


イクのは、初めてではない。



松永先生に変な道具を使われ、その感覚を味わった事は数回ある。


ただ、その時は、羞恥心とそれを上回る屈辱を感じただけで、いいものではなかった。


その快楽が頂点に達した瞬間、
私はナツキにしがみ付くように抱き着いた。



「もう少し、俺がイクのも付き合って」


そう言って、ナツキは暫く動かしていたけど、
実際、ナツキがどうなったのかは、
経験が少ない私にはよく分からなかった。





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