LOVEDOUBT ホスト×女子高生
2、近付く距離
色々と迷いながらも、結局ナツキに言われた喫茶店に来てしまった
店内は金曜日の夜って事もあってか、混雑し賑わっている
カウンターだが一応席が確保でき、
頼んだアイスカフェオレを飲む
ちょうどナツキの言っていた一時間が過ぎる頃、
団体客で混雑している店の入り口にナツキの姿が見えた
向こうもすぐに私を見つけ、こちらに歩いて来る
相変わらずのその容姿で、一際眩しいオーラを放っている
「ごめん。待たして」
「ううん。ボーとしてたら結構すぐだった」
「酔いは醒めた?」
「なんとか‥‥」
今は、先程までの足元のふらつきもない
ま、座ってるんだけど