LOVEDOUBT ホスト×女子高生
お腹が空いたと、ナツキと二人マンションの近くのファミレスに行こうとなった。


そこは以前ナツキと訪れた事のあるファミレスで、不人気な店だった。



だから、今日も空いてるだろう、ってそうナツキと話す。


手を繋いで、マンションから出た時。



「ナツキ!」


その聞き覚えのある、女性の声。


私とナツキは、その女性の方へと目を向けた。


そこには、ナツキの色カノだったアヤノさんが居て。


その目を見ていると、深く私に憎悪を向けているように見えた。




アヤノさんの視線は、繋がれた私とナツキの手に向いている。




「ナツキ、その子と付き合ってるの?」


その声は、怒っているようにも泣いているようにも聞こえて。



「アヤノ、いい加減しつこくない?
お前だってキャバやってて、分かんない?
こんな風に追い回されたら余計に冷めるし。

実際、お前も客にストーカーみたいな事されて、嫌な思いしてたじゃん」



ナツキ、この人をもう刺激しないで!


そう思い、ナツキの手を強く握るけど。



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