LOVEDOUBT ホスト×女子高生
「けど、お母さんもナツキもなんで不倫を否定しなかったの?」
だって、何もないなら…。
『あんなホテル入る写真撮られて何もないなんて、誰も信じてくれないでしょ?
ただ、ナツキは…、そんな傷があって出来ない私の事を、女性として扱ってくれていたから。
だから、何もないなんて彼は否定しなかったのかも』
そんな話、私がナツキの事を知らなければ、絶対に信じ無かった。
ナツキを知ってる今だから、
ナツキらしい、と思ってしまった。
「お母さん、私ナツキが好きなの。
いいかな?」
『…いいわよ。
けど、ナツキは嘘つきで悪い男だけど』
そう、お母さんは電話口で笑っていた。
『未央の事、放ってばかりでごめんね。
未央の事は大切だったのだけど、
家に居ると、いつの頃か苦しく感じるようになって。
だから、ナツキに逃げてた…』
私も、家庭の問題や松永先生の事とかで、
どこに居ても居場所がないような苦しい時期が有ったから。
そのお母さんの気持ちが、今だから分かった。
だって、何もないなら…。
『あんなホテル入る写真撮られて何もないなんて、誰も信じてくれないでしょ?
ただ、ナツキは…、そんな傷があって出来ない私の事を、女性として扱ってくれていたから。
だから、何もないなんて彼は否定しなかったのかも』
そんな話、私がナツキの事を知らなければ、絶対に信じ無かった。
ナツキを知ってる今だから、
ナツキらしい、と思ってしまった。
「お母さん、私ナツキが好きなの。
いいかな?」
『…いいわよ。
けど、ナツキは嘘つきで悪い男だけど』
そう、お母さんは電話口で笑っていた。
『未央の事、放ってばかりでごめんね。
未央の事は大切だったのだけど、
家に居ると、いつの頃か苦しく感じるようになって。
だから、ナツキに逃げてた…』
私も、家庭の問題や松永先生の事とかで、
どこに居ても居場所がないような苦しい時期が有ったから。
そのお母さんの気持ちが、今だから分かった。