LOVEDOUBT ホスト×女子高生
周りに沢山人が居るこの場所で、余計な事を話してしまう事を恐れた私は、
彼を、この老人ホームの庭園へと誘った。



後、30分で休憩だから、それまで先にそこで待ってて欲しいと言われ、先に待つ。



ちょうど、その30分後に、
彼は現れた。



「未央、ごめん待たせて」


「ううん。
LINEしてたし、すぐだった」


私は庭園のベンチに座り、彼を待っていた。


その間、LINEの返信等で時間を潰していた。



「どっちがいい?」



オレンジジュースと、アイスカフェオレのジュースの缶が差し出される。



相変わらず、気が利くのもそうだけど、
そのどちらも私の好みに合わせてくれている。




「うーん、ドンペリがいいな」



そう言った私に、えっ、と苦笑している。


「オレンジジュースで」


私はそれを受け取った。



彼も私の横に腰を下ろすと、
そのカフェオレのプルタブを開けてそれに口を付けている。



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