LOVEDOUBT ホスト×女子高生
「未央ちゃん、シャワーでも浴びて来たら?」
「え?!もしかして私臭う?!」
思わずナツキから離れるように、
ソファーから立ち上がってしまう
今夜は蒸し暑くて、
けっこう汗をかいたから
でも、家を出る数時間前にお風呂は入っていたけども
「いや、べつに臭いとかじゃないんだけど。
ただ、シャワーでも浴びてスッキリして来たら、と思って」
「あ、うん‥‥」
確かに、シャワーでも浴びてスッキリとしたい
「着替え、適当に貸す」
ナツキも立ち上がり、
リビングの横の部屋へと入って行く
そして、すぐに戻って来て、
はい、と私にTシャツと短パンを渡してくれた
「それ、ウエスト適当にヒモで調節して。
バスタオルは脱衣場にあるから勝手に使って。
バスルームの物とか勝手に使ってくれていいから」
「ありがとう‥‥」
なんかナツキって、
面倒見がいいなあ
気が利くって言うか
まあ、ホストなだけあって
「じゃあ、先にベッドに行って待ってるから」
その言葉で、私はナツキと関係を持つ為に此処に来たのだと思い出した
「あ、うん。待ってて」
多分、ナツキはそう言いながらも、そんな気はないのだと思うけど‥‥