LOVEDOUBT ホスト×女子高生


「未央ちゃん、シャワーでも浴びて来たら?」



「え?!もしかして私臭う?!」


思わずナツキから離れるように、
ソファーから立ち上がってしまう



今夜は蒸し暑くて、
けっこう汗をかいたから


でも、家を出る数時間前にお風呂は入っていたけども




「いや、べつに臭いとかじゃないんだけど。
ただ、シャワーでも浴びてスッキリして来たら、と思って」



「あ、うん‥‥」


確かに、シャワーでも浴びてスッキリとしたい




「着替え、適当に貸す」


ナツキも立ち上がり、
リビングの横の部屋へと入って行く


そして、すぐに戻って来て、
はい、と私にTシャツと短パンを渡してくれた




「それ、ウエスト適当にヒモで調節して。
バスタオルは脱衣場にあるから勝手に使って。

バスルームの物とか勝手に使ってくれていいから」



「ありがとう‥‥」



なんかナツキって、
面倒見がいいなあ


気が利くって言うか



まあ、ホストなだけあって




「じゃあ、先にベッドに行って待ってるから」


その言葉で、私はナツキと関係を持つ為に此処に来たのだと思い出した




「あ、うん。待ってて」



多分、ナツキはそう言いながらも、そんな気はないのだと思うけど‥‥

< 28 / 266 >

この作品をシェア

pagetop