LOVEDOUBT ホスト×女子高生
ナツキの家のバスルームもとても広くて、綺麗だった
私はシャワーを浴びてバスルームから出ると、
バスタオルで体を拭きナツキから借りた部屋着に着替えた
「下着とか持って来ていて良かった」
家を出る時、今日は帰らないつもりで、
トラベルセット等を鞄に入れていた
荷物になるから下着はどうするか迷った末に持って来たのだが、
持って来ていて良かった
こうやって誰かの家でシャワーを浴びるなんて想定外だったけど
本当、備えあれば憂いなし
緊張のような気持ちを落ち着かせるため、
いつもよりものんびりとドライヤーで髪を乾かした
そして、ナツキの待つ寝室へ向かう
多分、きっとナツキとは何も起こらないはず
そう思いながらも、
緊張しながらそのドアを開けた
「けっこう遅かったね?
逃げたのかと思った」
ナツキは大きなベッドの上に寝転び、
私を見上げるように見ている
先ほど迄掛けていた眼鏡は、今は外されている
だから、この距離なら私の姿はぼんやりとしか見えてないかも
サイドテーブルにあるナイトランプの淡い明かりだけで、
うす暗い部屋の中
その淡い光に照らされたナツキの姿が、とても妖艶に見える
私はゆっくりとベッドに行くと、
ベッドの端に腰を下ろした
「そんな離れてないで、
横に来てよ」
ナツキは体を起こして、
私の斜め後ろ辺りであぐらをかいて座った
背後にナツキの息づかいを感じ、
自分でも分かるくらい心拍が上がる
ナツキの指が私の髪に触れて、
体がビクッとなった
ナツキが触れた髪の間から露になった私の左耳に、
ナツキの吐息があたる