LOVEDOUBT ホスト×女子高生
暫くすると、ナツキは言っていたように出掛けたのか、
寝室のドアの向こうが静かになった
なかなか行動が出来なくて、
小一時間くらいは布団の中でのんびりとした
なんだか、ナツキとは別れ際微妙な空気になってしまった
私には彼氏ではないが、そう言う相手が居る
べつに、私はナツキとは付き合ってるわけではないし、
ナツキを好きなわけでもない
けど、知られたくなかった
ナツキはどう思ったのだろうか
それを知って、どうでもいいかと言ったナツキの声色は、
どう思ったのかよく分からなかった
ナツキの顔がまともに見れなくて、
彼がどんな顔をしていたのかも分からなくて
やっぱり軽い女だって軽蔑されたかも‥‥
ナツキ自身も軽い男だから同じなのに、
なんかこう言う辺り男より女の方が損だな
「とりあえず、帰ろ」
着替えとか持って来てないし
夕べ穿いてたガウチョパンツも、汗を吸ってるはずだから洗いたいし