LOVEDOUBT ホスト×女子高生


「今日のLINE、そう言う裏が透けて見える文面だったから。
俺、女のそう言うのあんま好きじゃないから」


ナツキの表情を見ると、そんな私に対して本気で嫌悪感を抱いているのが伝わって来た



「ごめんなさい。
けど、それなのに帰って来てくれたんだ?
ありがとう‥‥」


私のその言葉に、ナツキは許してくれたのか険しくなっていた表情を崩してくれた



「それでも、会いたかったから‥‥」


その言葉と同時に、ナツキは私を強く抱き締めて来る


私は突然の事で驚いてしまうが、そんなナツキの背に両手をゆっくりと回した




「ナツキ酔ってる?」



「けっこう酔ってるかも」


そのナツキの口調は全然酔っている感じではない




「嘘つき‥‥」



「それより、なんで全然この部屋に来なかったの?」



耳元で、ナツキの声が響く




ナツキに会うのは、10日振り



その会わなかった期間が、
恋人でもない男女の関係として世間では長いのか短いのか分からないけど


ナツキには長かったのだろうか?

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