LOVEDOUBT ホスト×女子高生


「今、10時過ぎてるけど、未央学校は?」


ナツキはテーブルの上に置いている自分のスマホを手に取り、
ゆっくりと体を起こした




「休んだ」



1時間程前、学校に休みの連絡を入れた


担任の松永先生は授業に出ていて、電話に出た他の先生にその伝言を頼んだ




「ズル休み?」
 


「ううん。昨日から体調悪くて」



「そんな風に見えないんですけど」


そう言って笑うナツキの様子を見て、
昨日の事で気まずくなったりしなくて良かったと思った


多分、私の気持ちには気付いてるだろうけど・・・・




「ナツキ、今日は何時くらいから出掛けるの?
私は適当に帰ろうかな?って思ってる」



早く家に帰っても、家には真紀さんが居るからあまり帰りたくない


真紀さんは私が学校をサボろうと、
特に何かを言って来る事はないだろうけど




「俺、今日は休み。
予定も特にないけど・・・。

それでも、未央は帰るの?」

 

「えっ?そうなの?」



今日、ナツキは休みなんだ


そして、特に予定もないなら今日はずっと一緒に居られるのかな?

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