LOVEDOUBT ホスト×女子高生
「未央の制服姿は悪くないんだけど」
ナツキはそう言いながら、私の制服のブラウスの胸元の大きなリボンを掴む
「へぇ、東山女学園?」
ナツキは私の通う高校を知っているみたい
「うちの高校知ってるの?」
「うちの店の若い奴が、この高校の制服が可愛いからって、
前にスマホで画像見せて来たから。
そいつの彼女がその女子校だとかで」
「あ、うん。うちの高校制服可愛いの有名なの」
そして、さほど偏差値も高くなくて、私立では珍しく土曜日も休み
ナツキはジーンズのポケットからスマホ取り出すと、そのままスマホを私に向けた
カシャリ、と音が鳴った
「え、もしかして、撮った?」
もしそうなら、かなり恥ずかしい
今、目瞑ったかもしれないし・・・
「未央の制服姿可愛いから、記念に。
じゃあ、行こっか」
「え、あ、うん」
先にリビングを出て行くナツキの後を、追う
もしかしたら、出掛けるのはナシになるのかな?と思ったが、
出掛けるみたいで良かった
なんかデートみたいだな、と浮かれてしまう