LOVEDOUBT ホスト×女子高生


「変な所見せてごめん」


そう謝るナツキに、首を横に振った




「こっちこそ、変な所を見てしまってごめん。
あの人、前に話していた色カノってやつ?

その気にさせて、貢がせてって・・・」



‘ーー客に俺と付き合ってると思わせて、
店に呼んでドンドンと金を使わせんのーー’



「そう。
けど、あいつもキャバクラで働いてるから、同業でその辺りの事分かってて割り切ってたはずなんだけど。
だから、俺も軽い気持ちで付き合ってて。

なのに、段々と面倒臭い感じになって来て」



「・・・そう」



アヤノさん、最初はそのナツキの思惑を分かりつつ軽い気持ちで付き合っていたのかもしれない


けど、付き合ううちに本気でナツキの事を好きになり過ぎて・・・・



いや、もしかしたら、いつかナツキが振り向いてくれる事を期待していて、
初めから・・・・




もし、私がナツキに今以上の関係を迫ったら、
私もあんな風にナツキに冷たくされるのかもしれないな
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