オフィスの華(令和版)Episode.0~スノードロップ~
友人の多い耶刃さん。
普段は一人暮らしなのに、ダイニングテーブルは大勢で座れるように十人掛け仕様。
私は先に起きて、冷蔵庫の残り物で、パッパッと作った。
「サンキュー奈央」
「いえ…」
二人でちょっとした新婚気分で朝食を食べる。
リビングに用意されたゴルフバックは二人分。
「誰か同行されるんですか?」
「栗原が来る」
「えっ?あ…栗原さんも同行されるんですか…」
「大体、東亜の担当はアイツだからな…顔見世の為だ…ゴルフは初心者らしいが…」
インターホンが鳴った。
私は急に慌て始める。
「どうした?」
「私が居て、いいんですか!!?部長の部屋に居るってコトは…彼に交際がバレてしまうってコトでしょ?」
「そうだな…でも・・・バレた方がいい。アイツにお前を口説かせない為にも…だから…此処に呼んだ」
私達が言い合ってる間に再度インターホンが鳴った。
普段は一人暮らしなのに、ダイニングテーブルは大勢で座れるように十人掛け仕様。
私は先に起きて、冷蔵庫の残り物で、パッパッと作った。
「サンキュー奈央」
「いえ…」
二人でちょっとした新婚気分で朝食を食べる。
リビングに用意されたゴルフバックは二人分。
「誰か同行されるんですか?」
「栗原が来る」
「えっ?あ…栗原さんも同行されるんですか…」
「大体、東亜の担当はアイツだからな…顔見世の為だ…ゴルフは初心者らしいが…」
インターホンが鳴った。
私は急に慌て始める。
「どうした?」
「私が居て、いいんですか!!?部長の部屋に居るってコトは…彼に交際がバレてしまうってコトでしょ?」
「そうだな…でも・・・バレた方がいい。アイツにお前を口説かせない為にも…だから…此処に呼んだ」
私達が言い合ってる間に再度インターホンが鳴った。