振り向いて欲しい
私たちは3人で公園へ出かけた。
哲平を抱きかかえ一緒に滑り台を滑る高坂くんをみて私は心の底から満たされた気持ちになった。ボールを蹴り、追いかける哲平の姿に高坂くんは溢れんばかりの笑顔だった。
哲平は疲れたのかウトウト昼寝を始めてしまうがその間も高坂くんの腕の中。
「重くない?」と聞くが「重くないよ。幸せな重さだよ」と答えてくれる。
哲平を抱きかかえ2人でベンチで話す。
「俺らいちから始められないかな?ちゃんと言葉で伝えてなかったことをちゃんと伝えるよ。彩綾のことが好きなんだ。彩綾を大切にしたい。哲平を幸せにしたい。だから俺を選んでくれないか?」
「うん…うん…お願いします。」
私の目からはまた涙が溢れ出す。
「彩綾を泣かせてばかりだな。」
「今日は嬉し涙だよ。私もこれからはきちんと言葉で伝えていくね。高坂くんが好きです。」
「これからは同じ方向を見ていこうな。」
END
哲平を抱きかかえ一緒に滑り台を滑る高坂くんをみて私は心の底から満たされた気持ちになった。ボールを蹴り、追いかける哲平の姿に高坂くんは溢れんばかりの笑顔だった。
哲平は疲れたのかウトウト昼寝を始めてしまうがその間も高坂くんの腕の中。
「重くない?」と聞くが「重くないよ。幸せな重さだよ」と答えてくれる。
哲平を抱きかかえ2人でベンチで話す。
「俺らいちから始められないかな?ちゃんと言葉で伝えてなかったことをちゃんと伝えるよ。彩綾のことが好きなんだ。彩綾を大切にしたい。哲平を幸せにしたい。だから俺を選んでくれないか?」
「うん…うん…お願いします。」
私の目からはまた涙が溢れ出す。
「彩綾を泣かせてばかりだな。」
「今日は嬉し涙だよ。私もこれからはきちんと言葉で伝えていくね。高坂くんが好きです。」
「これからは同じ方向を見ていこうな。」
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