竜王様、ご飯の時間です and more ! 〜竜王様と転生メイドのその後〜
暗い廊下に、私とウィスタリアさんの足音だけが響いています。もともと静かなプライベートゾーン、お客様たちが帰った後なのかどうか、ここからは計り知ることはできません。
「今日は助かりました」
「なにが、ですか?」
「ライラ様がお席から会場を俯瞰していただいていたおかげで、滞りなくパーティーを進められました」
「ああ、そのことですか。ほら、前回もやったから、やらないとウズウズしちゃって」
「とても助かったんですよ」
「でしゃばりすぎかなって思っていたので、そう言っていただけてよかったです」
勝手にやった裏回しですが、お役に立ててよかったです。褒めてもらえたから、少し疲れが軽くなりました。
「今日は助かりました」
「なにが、ですか?」
「ライラ様がお席から会場を俯瞰していただいていたおかげで、滞りなくパーティーを進められました」
「ああ、そのことですか。ほら、前回もやったから、やらないとウズウズしちゃって」
「とても助かったんですよ」
「でしゃばりすぎかなって思っていたので、そう言っていただけてよかったです」
勝手にやった裏回しですが、お役に立ててよかったです。褒めてもらえたから、少し疲れが軽くなりました。