竜王様、ご飯の時間です and more ! 〜竜王様と転生メイドのその後〜
「あら〜、厨房ってこんな感じなのね」
厨房に初めて足を運んだ女王様は、無邪気にはしゃいでいます。側にいるウェルド氏を『あれは何?』『これはどう使うの?』と質問攻めにしながら足を止めてばかりなので、全然作業台にまで辿り着きません。
「女王様。厨房ツアーはいつでもできるんで、先に作りませんか?」
「あらやだ、ごめんあそばせ」
ったく、ほんとにマイペースなんだから……。
ようやく作業台に辿り着いた女王様に、材料と作り方を軽くレクチャーしました。私がデモンストレーションで作っている間も、女王様の興味は尽きなかったせいで、何度も中断したけどね。
「これは何?」
「甘みをつける調味料です」
「これは?」
「そちらは辛味です」
ひとつひとつちゃんと答えましたよ! もうっ、集中して工程を見て欲しいのに。
厨房に初めて足を運んだ女王様は、無邪気にはしゃいでいます。側にいるウェルド氏を『あれは何?』『これはどう使うの?』と質問攻めにしながら足を止めてばかりなので、全然作業台にまで辿り着きません。
「女王様。厨房ツアーはいつでもできるんで、先に作りませんか?」
「あらやだ、ごめんあそばせ」
ったく、ほんとにマイペースなんだから……。
ようやく作業台に辿り着いた女王様に、材料と作り方を軽くレクチャーしました。私がデモンストレーションで作っている間も、女王様の興味は尽きなかったせいで、何度も中断したけどね。
「これは何?」
「甘みをつける調味料です」
「これは?」
「そちらは辛味です」
ひとつひとつちゃんと答えましたよ! もうっ、集中して工程を見て欲しいのに。