地味同盟〜地味男はイケメン元総長〜
確かにそれもそうだ。
髪を切るときはメガネは外すもの。
しかも内側から切るために髪を上げるんだった。
それなら知っていて当然だ。
疑問が一つ解消されたので、あたしは日高くんに目を向けた。
あたしが疑問に思うのは当然予想していたんだろう。
待ってましたと言わんばかりの笑みで彼は対応する。
「何で皆にバラしたのかって顔だな?」
「当然でしょう? 良かったの?」
自分でメガネを取って見せたんだから良いに決まってるけれど、一応確認。
「まあな。風呂に一緒に入るのに全く見られずに済むとか流石に無理だし、それならこいつらにだけでも話して協力してもらった方がいいだろ?」
「それは、確かに」
納得はしたけれど、何だかモヤモヤする気持ちが残っていた。
髪を切るときはメガネは外すもの。
しかも内側から切るために髪を上げるんだった。
それなら知っていて当然だ。
疑問が一つ解消されたので、あたしは日高くんに目を向けた。
あたしが疑問に思うのは当然予想していたんだろう。
待ってましたと言わんばかりの笑みで彼は対応する。
「何で皆にバラしたのかって顔だな?」
「当然でしょう? 良かったの?」
自分でメガネを取って見せたんだから良いに決まってるけれど、一応確認。
「まあな。風呂に一緒に入るのに全く見られずに済むとか流石に無理だし、それならこいつらにだけでも話して協力してもらった方がいいだろ?」
「それは、確かに」
納得はしたけれど、何だかモヤモヤする気持ちが残っていた。