地味同盟〜地味男はイケメン元総長〜
「お礼なら、行動でも示して欲しいなぁ?」
「こ、行動?」
聞き返さなきゃいいのに、つい条件反射の様に聞いてしまう。
「そ、フルーツ口移しで食べさせてくれよ」
「くっ口移し!?」
思わず叫んでしまって周囲を見る。
良かった、聞かれてはいなかったみたいだ。
聞かれていなかったことにホッとしてから、改めて陸斗を見た。
「口移しなんて、どうやればいいかも分からないし……」
そう言って回避しようとしたのに、陸斗は「簡単だって」と言ってフルーツの詰め合わせから皮ごと食べられるブドウをつまんだ。
「ほら、これくわえてろ」
「え? あ、いや」
「いいから」
押されて、言われるままにくわえてしまった。
でもこの後はどうするんだろうと思っていたら、首の後ろ辺りを掴まれて引き寄せられる。
驚いている間に唇ごとブドウを食べられてしまう。
「こ、行動?」
聞き返さなきゃいいのに、つい条件反射の様に聞いてしまう。
「そ、フルーツ口移しで食べさせてくれよ」
「くっ口移し!?」
思わず叫んでしまって周囲を見る。
良かった、聞かれてはいなかったみたいだ。
聞かれていなかったことにホッとしてから、改めて陸斗を見た。
「口移しなんて、どうやればいいかも分からないし……」
そう言って回避しようとしたのに、陸斗は「簡単だって」と言ってフルーツの詰め合わせから皮ごと食べられるブドウをつまんだ。
「ほら、これくわえてろ」
「え? あ、いや」
「いいから」
押されて、言われるままにくわえてしまった。
でもこの後はどうするんだろうと思っていたら、首の後ろ辺りを掴まれて引き寄せられる。
驚いている間に唇ごとブドウを食べられてしまう。