地味同盟〜地味男はイケメン元総長〜
ぷはぁ! と息を吐き出すと、昨日と今日の文化祭の話で花が咲く。
離れた体育館の方から聞こえる盛り上がっている声をBGMに、初めは無難な話題が上がっていた。
どの出し物が良かっただとか、二年の喫茶店メニューが無難すぎるだとか。
そこから徐々に個人の話になっていく。
「で? 結局お前ら付き合ったの?」
花田くんにそうぶっちゃけて聞いたのは工藤くんだった。
「はは、ド直球で来たな」
困ったように笑った花田くんは、それでも答えをはぐらかすことはしなかった。
隣のさくらちゃんの肩を抱き、ハッキリと言う。
「俺達付き合うことになったから、よろしく」
「あ、あたしからも、よろしく」
さくらちゃんも頬をピンクに染めながら花田くんに続く。
大丈夫だと思ってはいたけれど、それでもちゃんと両想いになってくっついてくれて良かったと思う。
さくらちゃんが可愛くて、本当に胸がホッコリする。
離れた体育館の方から聞こえる盛り上がっている声をBGMに、初めは無難な話題が上がっていた。
どの出し物が良かっただとか、二年の喫茶店メニューが無難すぎるだとか。
そこから徐々に個人の話になっていく。
「で? 結局お前ら付き合ったの?」
花田くんにそうぶっちゃけて聞いたのは工藤くんだった。
「はは、ド直球で来たな」
困ったように笑った花田くんは、それでも答えをはぐらかすことはしなかった。
隣のさくらちゃんの肩を抱き、ハッキリと言う。
「俺達付き合うことになったから、よろしく」
「あ、あたしからも、よろしく」
さくらちゃんも頬をピンクに染めながら花田くんに続く。
大丈夫だと思ってはいたけれど、それでもちゃんと両想いになってくっついてくれて良かったと思う。
さくらちゃんが可愛くて、本当に胸がホッコリする。