魔法の恋の行方・魔女の告白(シリーズ4・バージルとレティシア)
<キャラウェイの別荘・食堂・12時>
昼を過ぎた頃だった。
食堂の扉が少し開いた・・・
赤い髪の毛が少し見えた。
誰もいないのを確認しているようだ。
バージルは素早く食器戸棚の影に身を隠した。
レティが大きなストールを巻いて、大人用のネグリジェのすそを
ズルズル引きずって入ってきた。
そして、
テーブルの上のチョコレートの山に、目が釘付けになった。
「はぁう・・
チョコレートだっ・・♥」
レティはうれしそうに両手で
チョコレートを目いっぱいつかみ、すぐに頬張った。
「好きなだけ食べていいが・・・」
バージルが戸棚の影から一歩出た。
その姿を見て、レティがフリーズした。
チョコレートが出てこないように、口をしっかり押えていたが。
素早くバージルはレティの隣に座った。
「レティシア・カサンドラ、
西の魔女・・・
君には色々聞きたいことがある」
レティはうつむき、仕方なさそうに
「・・言っただろう・・
私はできそこないだって」
昼を過ぎた頃だった。
食堂の扉が少し開いた・・・
赤い髪の毛が少し見えた。
誰もいないのを確認しているようだ。
バージルは素早く食器戸棚の影に身を隠した。
レティが大きなストールを巻いて、大人用のネグリジェのすそを
ズルズル引きずって入ってきた。
そして、
テーブルの上のチョコレートの山に、目が釘付けになった。
「はぁう・・
チョコレートだっ・・♥」
レティはうれしそうに両手で
チョコレートを目いっぱいつかみ、すぐに頬張った。
「好きなだけ食べていいが・・・」
バージルが戸棚の影から一歩出た。
その姿を見て、レティがフリーズした。
チョコレートが出てこないように、口をしっかり押えていたが。
素早くバージルはレティの隣に座った。
「レティシア・カサンドラ、
西の魔女・・・
君には色々聞きたいことがある」
レティはうつむき、仕方なさそうに
「・・言っただろう・・
私はできそこないだって」