碧天の下で、純白の球、夏に泣く。



だから、御白がもうすぐいなくなるって
思ってしまってるんだ‥!!




「泣いたら、ダメだよ、斗蒼くん。」

「っ。」

「私、待ってる。
勝って欲しいけど、本当に勝ってほしいけど。
私、斗蒼くんがもっかいここにくるまで、
絶対待ってるから。」


強い意志が宿る瞳。



「だから、行って?斗蒼くん‥。」


















 






【試合終了まであと2時間24分】
























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