碧天の下で、純白の球、夏に泣く。

side 保田








試合が終わって、
斗蒼はすぐに風早ちゃんの病院へと向かった。



斗蒼が記者に捕まらないよう、俺たち野球部は、
マネージャーもOBとOGも全員総出で、
出入り口を固めた。








そうして、いろいろな取材を受け、
俺が病院へつきたとき。






厚い雲の切れ間から、一筋の光の柱‥、
薄明光線がある病室に差し込んでいた。






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