碧天の下で、純白の球、夏に泣く。
エピローグ
side 斗蒼
‥午前11時。
高校の最寄駅。
「お、斗蒼ー!!」
「保田!久しぶりだな!!」
あれから8年。
俺たちは、25歳になっていた。
「保田、日本シリーズすごかったぞ!」
「え、見ててくれた!?
まじで、嬉しいありがとー!!」
保田は、プロに元々注目されていたこともあり、
何と、高卒でプロ野球選手になった。
今では、若いながらもチームの正捕手として、
キャッチャーでもバッターでも、活躍している。