碧天の下で、純白の球、夏に泣く。
加えて、野球部のエースピッチャー。
どんな時でもクールで、
だけどふとした時に見せる情熱がものすごい。
「そうですかー?」とかなんとか言いながら、
柔軟体操を始めたセカンド。
「ま、斗蒼が幸せならいっか!」
「‥先輩、先輩こそ話がずれてますよ。」
「何話してんだ、保田。」
「うげぅ、斗蒼っ!」
「人を怪物みたいにいうな!」
いつのまにか後ろには斗蒼の姿が。
ぜんっぜん気がつかなかった‥。
「おい、保田。」
「ん?」
あれ、なんか斗蒼怒ってる‥?