碧天の下で、純白の球、夏に泣く。
「ってか教室出た時から後ろにいたんだけど!」と言う保田。
それがもし本当だったなら
全く気が付かなかった俺も俺だ‥。
「つーまり、なーんとも優しい保田様は、
寂しそーな斗蒼くんのことを思ってやってきちゃいました〜!」
満面の笑顔で見てくる保田。
‥絶対、楽しんでるだけだろ。
「‥まあいいや。
風早さんいないんだったらお前でいいよ。」
「ひどっ!?」
保田で妥協した俺は、
俺の教室で飯を食うことにした。
「‥なぁ、斗蒼。」
「んだよ。」