碧天の下で、純白の球、夏に泣く。
「御白。」
「ひゃい!!」
ったうわわわ!!
変な声が‥!!
「っ、ちょっとここ、座って?」
「うん。」
ぽんぽん、と、日向くんは
自分が座っているベットの隣を叩いた。
と、隣‥。
嬉しいけど、心臓大丈夫かなぁ‥。
そんなこと思いながら、隣に座る。
「っ。」
当たり前だけど、
斗蒼の匂いが近くてものすごく緊張してしまう。
「あの、さ。
昨日、沢山言わせてしまって本当にごめん。」
「え?」
「‥この前まで、いや、だったんでしょ?」
「うん、そう‥だよ。」