碧天の下で、純白の球、夏に泣く。
恥ずかしがりながら、そんなこと言われたら、
‥限界に決まってる。
俺がしたとはいえ、
こんな密着した状態で、
そんな可愛い顔見させられて。
‥理性を保つので精一杯。
「御白、嫌だったら言って。」
「どうしたの?」
「‥‥今すぐ、めちゃくちゃキスしてもいい?」
「!?」
耳までボワッと赤くなる御白。
「‥い、‥‥‥‥‥‥いい、よ。」
「うん。」
許可、もらった。
けど、理性を保て、俺。
絶対御白を傷つけちゃいけない。
あー、頑張れ、俺。