碧天の下で、純白の球、夏に泣く。
キス、溺愛

side 斗蒼




「‥んっ。」



‥たまに、彼女が漏らす声が聞こえてくると、
一気に全身が熱くなる。



自分でもヤバいくらい、今危機的状況。

御白が動くたびに、
揺れる髪から漂ってくる香り。


キスも、めちゃくちゃ熱くて、ヤバい。



「んぁっ。」


舌を絡めるたび、
漏れる声にいい加減我慢しきれなくて、
首筋に舌を這わせた。


「ひゃっ!」


‥つーかまじで、
声まで可愛いとか本当反則だっつーの。




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