好きだよ。。。
お好み焼き「花畑」を出ると9時だった。
「今日は、少し余裕を持って送れそうだね」
翔太くんが笑った。
渋谷までは、またタクシーで行って、電車で駒沢大学へ。電車の中で、翔太君が耳元で、
「またあの公園に行けるかな」
と言った。私の思い過ごしかもしれないけど・・・キス、したいってこと?そんなことを考えていたら、ゆでだこ状態になった。
「つぐみちゃんのエッチ」
翔太君が笑って言った。翔太君のイジワル!
電車が駒沢大学に着いて、2人で手をつないで歩いた。あの公園に着くと、翔太君が私を抱きしめた。
「この瞬間を待ってたよ」
翔太君が耳元でささやく。やだ、ドキドキしちゃうじゃない。私の鼓動と翔太君の鼓動が混じりあってる。
「キス、していいかな」
「そんなこと・・・聞かないで」
翔太君のイジワル!私の想い、分かってるくせに。
翔太君がゆっくりと腕の力を緩め、ふっ、と微笑んでから私の唇を奪いに来る。2人だけの、ゆっくりとした時間が過ぎる。
長いキスが終わると、また、翔太君が私をぎゅっと抱きしめる。
「あぁ、このまま、離したくないなぁ」
しばらく2人、抱き合ったままでいる。
「私も、離れたくない・・・でも、帰らなきゃ」
「だよねっ。・・・明日は、英会話だっけ?何時から?」
「4時から・・・だけど、予習もあるから、その前に会うのは無理かな」
「そのあとは?また、夕食食べようよ」
「・・・こんなに毎日逢ってると、私、翔太君のことしか考えられなくなっちゃうよ」
もうこんなに、大好き、なのに。これ以上、好きになってもいいの?
「なって、なって。早く俺に追いついてよ」
翔太君がいたずらっぽく笑う。もう、追いついている気がするのに。
「行こ?あんまり遅くなると、ご両親が心配するよ」
「うん」
手をつないで、出来るだけゆっくり歩く。それでも、すぐに家に着いてしますう。
「おやすみ、つぐみちゃん。じゃあ、明日、6時に新宿南口の花屋の前でね」
「翔太君、おやすみ。うん。楽しみにしてる」
手を振りながら歩く翔太君の姿が、視界から消えるのを見届けてから、私は家のドアを開けた。
「今日は、少し余裕を持って送れそうだね」
翔太くんが笑った。
渋谷までは、またタクシーで行って、電車で駒沢大学へ。電車の中で、翔太君が耳元で、
「またあの公園に行けるかな」
と言った。私の思い過ごしかもしれないけど・・・キス、したいってこと?そんなことを考えていたら、ゆでだこ状態になった。
「つぐみちゃんのエッチ」
翔太君が笑って言った。翔太君のイジワル!
電車が駒沢大学に着いて、2人で手をつないで歩いた。あの公園に着くと、翔太君が私を抱きしめた。
「この瞬間を待ってたよ」
翔太君が耳元でささやく。やだ、ドキドキしちゃうじゃない。私の鼓動と翔太君の鼓動が混じりあってる。
「キス、していいかな」
「そんなこと・・・聞かないで」
翔太君のイジワル!私の想い、分かってるくせに。
翔太君がゆっくりと腕の力を緩め、ふっ、と微笑んでから私の唇を奪いに来る。2人だけの、ゆっくりとした時間が過ぎる。
長いキスが終わると、また、翔太君が私をぎゅっと抱きしめる。
「あぁ、このまま、離したくないなぁ」
しばらく2人、抱き合ったままでいる。
「私も、離れたくない・・・でも、帰らなきゃ」
「だよねっ。・・・明日は、英会話だっけ?何時から?」
「4時から・・・だけど、予習もあるから、その前に会うのは無理かな」
「そのあとは?また、夕食食べようよ」
「・・・こんなに毎日逢ってると、私、翔太君のことしか考えられなくなっちゃうよ」
もうこんなに、大好き、なのに。これ以上、好きになってもいいの?
「なって、なって。早く俺に追いついてよ」
翔太君がいたずらっぽく笑う。もう、追いついている気がするのに。
「行こ?あんまり遅くなると、ご両親が心配するよ」
「うん」
手をつないで、出来るだけゆっくり歩く。それでも、すぐに家に着いてしますう。
「おやすみ、つぐみちゃん。じゃあ、明日、6時に新宿南口の花屋の前でね」
「翔太君、おやすみ。うん。楽しみにしてる」
手を振りながら歩く翔太君の姿が、視界から消えるのを見届けてから、私は家のドアを開けた。